ハラールに関する考察(再度)

このサイトを立ち上げたタイミングで
ハラールに関する簡単なまとめ記事を記載しましたが
もう一歩踏み込んで、書いてみます。

まず、2018年でイスラム食品市場規模は1兆6000億ドルに達する見込みです。
「円」ではなく、「ドル」です。
1ドル100円で計算しても、160兆円という途方もない市場規模ですので
ビジネス視点で考えられる事も多いハラールです。

但し、勘違いしてはいけない重要な点として
ハラールとはイスラム教という「宗教」に基づく考え方であり
ムスリムでない人間が細部まで理解することは非常に難しいです。
また、ムスリム本人の考え方によっても、理解が大きく異なります。

改めて、「ハラール」とは許可されたものという意味があります。
「ハラーム」というと禁じられたものの意味になり
「シュブハ」は疑わしいものという意味になります。

シュブハとハラールについて考える前に
まず、禁止されているものを整理します。
豚肉、アルコール ・・・ このあたりは有名です。
病原菌を運ぶ動物や、嫌悪感を起こさせる動物、蜂や血なども禁止されています。

また、ハラールな方法で殺されていない死肉も「ハラーム」です。

コーラン第5章には下記の記載があります。

「あなたがたに禁じられたものは,死肉,(流れる)血,豚肉,
アッラー以外の名を唱え(殺され)たもの,絞め殺されたもの,
打ち殺されたもの,墜死したもの,角で突き殺されたもの,
野獣が食い残したもの,(ただしこの種のものでも)
あなたがたがその止めを刺したものは別である。
また石壇に犠牲とされたもの,籤で分配されたものである。
これらは忌まわしいものである。
今日,不信心な者たちはあなたがたの教え(を打破すること)を断念した。
だからかれらを畏れないでわれを畏れなさい。」

豚肉やアルコールの使用だけ控えれば良いという意識で
ハラール料理店を始めると、大失敗をすることでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です